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[海外学会レポート] ASCO 2019(第55回 米国臨床腫瘍学会)

2019.06.12 カテゴリー:ニュース,国内/海外 学会レポート

2019/5/31~2019/6/4 にアメリカ・シカゴで開催されました、

ASCO 2019 : 55th Annual Meeting of the American Society of Clinical Oncology

(第55回 米国臨床腫瘍学会)のレポートをお届け致します。

 

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≪≪ ASCO 2019 に参加して ≫≫

名古屋大学 整形外科・リハビリテーション科
西田  佳弘

 

ASCO 2019 (第55回米国臨床腫瘍学会、2019.5.31-6.4開催)に参加してきました。

世界から年1回シカゴに研究者や学会に携わる方々が集結する学会で、癌治療に関するあらゆる分野の最新情報を得ることができます。

今年は4万人も参加したとのことです。

 

肉腫に関連する発表はポスターを含めて100題を超え(写真)、またPlenary sessionで肉腫に対するオララツマブ試験が選ばれたことは肉腫への興味が世界的に増していることの表れであるとうれしく思いました。

 

Sarcoma のセッションが増えたことへの喜び、Plenary session で発表されたオララツマブ試験の結果の解釈などは、Party after the conference として 川井 章 理事長、佐瀬 一洋 理事、平賀 博明 理事、近藤 格 理事らとともにアルコールを交えながら熱く語り合いました(写真)。

恒例の Lawry’s The Prime Rib、メキシカンでのマルガリータによる洗礼など楽しいひとときを過ごしました。

 

一方展示も華やかで、出展者の数は500を超え、ASCOが後援するPatient Advocacy Groupの展示も数多くあり(写真)、日本でも肉腫のPatient Advocacyを発展させる必要があると強く感じました。

 

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