【July is Sarcoma Awareness Month】
7月は『肉腫啓発月間』です。
[ハッシュタグ:#sarcomaawareness #サルコーマ啓発 #肉腫啓発]
を付けて、皆さまと一緒におもいを共有・発信していきましょう!
サルコーマ啓発月間について
サルコーマ(肉腫)は、幅広い年齢層の全身さまざまな部位に発生し、その正確な診断から治療まで、まさに集学的な知識と技術が必要とされる代表的な希少がんです。
サルコーマは、ただ稀であるがゆえに、その教育・診療・研究にたずさわる人材、経済的な支援に乏しく、がん医療の均てん化などの対策と並行して、適切かつ効率的な情報の収集・発信を実践するための連携体制構築が大きな課題とされています。
世界的には、7月をサルコーマ啓発月間として、黄色いリボンをアイコンとして、一般向けおよびプロフェッショナル向けのイベントや啓発活動が展開されています。具体的には、国や学会がまとめ、アドボカシー団体による患者・市民参画も加わり、ホームページやSNS等も活用しつつ、質の高い情報が共有されています。
日本でも、これまで国や各学会、各医療機関、そして各団体が教育・研究および各種イベントやチャリティーなど様々な活動が実績を重ね、そのレベルの高さは2019年に東京で開催された国際学会(CTOS)でも注目を集めたことは記憶に新しいところです。
そこで、わが国においても7月をサルコーマ啓発月間として、黄色いリボンを象徴に、国内外サルコーマ関係者の繋がりを深めようということが提案されました。
具体的には、検索用キーワード(ハッシュタグ:#サルコーマ啓発、#肉腫啓発、#SarcomaAwareness )を使用することで、誰でも参加可能です。
特に今年度は、新型コロナウイルスへの対応等で国内外のイベントが中止あるいはオンライン開催となりました。しかしながら、多くの患者さんや医療従事者が質の高い情報を求めている事実に変わりはないため、インターネットを活用して社会的距離を確保しつつ情報を共有することが期待されています。
インターネット上の既存コンテンツを共有したり、テレワークの基盤を活用してWebセミナーやグループワークを実践したりするなど、質の高い情報を集中的かつ創造的に共有することで、サルコーマの教育・診療・研究の更なる発展に貢献しましょう。